私には、2人のスーパースターがいた。

彼らに憧れて今までの社会人人生の時間を生きてきたし、彼らから学ばせて頂いたことによって今の自分自身の全てがある。

『堺屋太一』

(たまたま21歳の頃、ユーラシア大陸横断の一人旅の最中、バックパッカーとして泊まったイランの日本人宿でたまたま読んだ、【知価革命】という書籍が私の人生を変えた。私はインターネットの会社で働くことを選ぶきっかけになった。)

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-56262-9

『原丈人』

(25歳の頃、クックパッド社が東京証券取引所に上場させていただき、株主資本主義の現実をまざまざと直面して腐っていた時に、会社の同僚に教えてもらって読んだ【ほぼ日刊イトイ新聞】での原丈人さんと糸井重里さんの対談記事によって私はベンチャー投資家になる道を選んだ。)

https://www.1101.com/hara/

この二人の思想と行動が、確実に私の人生を変えた。

堺屋太一さんには亡くなる直前に、一般社団法人外国人雇用協議会という会合のイベントに登壇されたご本人にお会いすることができた。
その時の彼のお話にも大変感銘を受け、直接インタビューしてもっとお話を聞きたいと思い、当時経営していた会社のWEB媒体で取材依頼を行った。

だが結局、ご本人の体調不良等を理由にインタビュー企画は実現する事なく、その後すぐに亡くなられてしまって、彼へ直接の質問する機会は永遠に失われてしまった。

偉人は必ず自然人である。

そして、彼らには必ず寿命がある。

年齢が若いか、そうではないか、ではない。

誰もが死ぬ。だが、死はまた生きる者への新たな教えでもあるのだ。

私は堺屋太一さんの死を無駄にはしない。

現代の偉人を確実に100年後の未来に届けるために私は雑誌という紙媒体にこだわりたい。

パピルス紙の発明以降の人類の歴史において、紙媒体ほど保存性が良い物はなく、人類に対して影響を与えた発明はない。

今でも、そして、これからも紙媒体は残り続けるだろう。

また、紙媒体としての雑誌には、3つの利点がある。

すっかり前置きが長くなってしまった。

さぁ、あなたには覚悟はあるのだろうか?

今生きている私たちが、未来を生きる人たちへ出来る最大の贈り物、『後世への最大遺物』を創り・遺す、その覚悟が。

では、未来の人類世界で会いましょう、チャオ^^

発行人:山口豪志

山口豪志について

https://an-life.jp/portfolio/7
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008165.html